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街乗りを楽しむクロスオーバーSUV、マツダCX-8と、オフロードの走破を目指すクロスカントリーSUVの代表トヨタ・ランドクルーザーはどちらも魅力のある車ですよね。実際の違いについて比較してみました。
引用:https://toyota.jp/landcruiser/
このページの中身は
マツダ・CX-8 VS トヨタ・ランドクルーザー 大きさと構造比較
トヨタ・ランドクルーザーは、その前身が戦時中にさかのぼり、アメリカ軍の鹵獲車両のジープを軍用にコピーした物にはじまります。
この時の経験があって、トヨタのランドクルーザーが誕生した背景があります。
引用:https://www.toyota.co.jp/jpn/auto/heritage/landcruiser/collection
現在クロスカントリーSUVの代表となっている、クライスラー・ジープ ラングラーや、メルセデスベンツ・Gクラスなども元々軍用車を民生仕様としたものなんですよ。
現在のトヨタランドクルーザー(ランクル)は2015年にマイナーチェンジで、フロントフェイス部分が変更され、現在の形になっています。
CX-8 VS ランドクルーザー 車体大きさの比較
引用:https://toyota.jp/landcruiser/
- ランドクルーザー
全長 4,950mm、全幅 1,980mm、全高 1880mm、ホイールベース幅 2,850mm、最小回転半径 5.9m
- CX-8
全長 4,900mm、全幅 1,840mm、全高 1,730mm、ホイールベース幅 2,930mm、最小回転半径 5.8m
全てのサイズにおいて、ランドクルーザーの方が大きいですが、特筆すべきは幅が140mm大きいことと高さも150mmランクルの方が高いです。
ランドクルーザー(ピンク)、CX-8(青紫)
ランクルの方は、街乗りすると駐車場や小回りが必要な場面などでは、ちょっと苦労してしまいそうですね。
ランクルは道無き道を行く車ですから、あまり小回りを気にして乗る車ではないかもしれませんね。
CX-8 VS ランドクルーザー 室内空間の比較
- ランドクルーザー
ランドクルーザー インテリア空間
引用:https://toyota.jp/landcruiser/
室内長 2,690mm、室内幅 1,640mm、室内高 1,200mm
- CX-8
CX-8 インテリア空間
引用:http://www.mazda.co.jp/
室内長 2,690mm、室内幅 1,540mm、室内高 1,250mm
です。車体の大きさの割に内部空間に関して、CX-8が頑張っている印象を受けます。それは、車体の構造に違いがあることも一因です。
CX-8 VS ランドクルーザー 車体構造の比較
CX-8とランクルの大きな違いとして、車体の構造が、CX-8のモノコック構造に対して、ランドクルーザーはラダーフレーム構造を採用していることです。
- ラダーフレーム
ラダーフレームの車は、タイヤなどのつく「フレーム部分」と、「ボディ部分」に分かれて構成されています。
トヨタ・ランドクルーザー フレーム部分
引用:https://toyota.jp/landcruiser/
基本的にエンジンやサスペンションなど車が走るのに必要な機能は、頑丈に作られている「フレーム」に乗せていて、「ボディ部分」が少々壊れようが、車は問題なく走ります。
トラックなどがこの構造です。あとは、上にあげた、ジープやベンツGクラスなども採用しています。一般的にはクロスカントリーSUVと呼ばれます。
道無き道を走破するために作られ、少々破壊されても走ることができるという目的に合っています。
さすが軍用車から生まれたSUVですね。
デメリットは、衝突時に衝撃が全座席に伝わりやすく、乗員の安全性の確保が難しい構造であること、車重が重くなりやすくなり、室内空間を大きく作りにくいことがあります。
- モノコック
それに対して、CX-8が採用しているモノコック構造は、フレームが無く、ボディが一体構造として骨格を作ります。イメージしやすいのは、やわらかいボールにタイヤが付いているような感じです。どこからぶつかってもボール全体が衝撃を分散して逃がします。
マツダ・CX-8 モノコック構造
引用:http://www.mazda.co.jp/
この構造の特徴は、衝撃を車の構造に分散し流し伝えて、衝撃を車全体で受けることで、内部空間への衝撃の伝わりを抑えます。
また、一体とした構造の特性として、ねじれやたわみに強く、構造自体も頑丈でありつつも軽量で、比較的大きな室内空間を作ることが可能です。
モノコック構造のデメリットは、一度衝撃を受け変形を起こしてしまうと、車の走行に必要な部分にも歪みが生じることが多く、走ること自体が不可能になってしまう性質を持つことです。
タイヤやエンジンなどが乗っている構造も、一度の衝撃で歪んでしまうんですね。
この構造を持つSUV車を一般的にはクロスオーバーSUVと呼びます。
現代の一般の自動車のほとんどがこのモノコック構造を採用しています。それは、軽量化ができることで、燃費が良くなること、乗員の安全性や居住性が良いことなどがあげられます。
オフロードの走破性という点では、ランドクルーザーのようなラダーフレームの方が一般的には有利です。
ただ今日、電子制御技術が大幅に進み、走破性でラダーフレーム車に負けないモノコックSUV車も増えてきています。現行のランドローバー・レンジローバーやトヨタ・ハリアーなどです。
電子制御で4輪のトルクバランスを調整したりすることで、悪路での走破性を向上させているんですね。
レンジローバー外観
引用:https://www.landrover.co.jp/vehicles/range-rover-velar/exterior-gallery.html/
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マツダ・CX-8 VS トヨタ・ランドクルーザー 価格で比較してみましょう
マツダ・CX-8とランドクルーザーの本体価格(税込)の比較をしたいと思います。
ランドクルーザーZX 約685万円
ランドクルーザーAX(Gセレクション) 約587万円
ランドクルーザーAX 約515万円
ランドクルーザーGX 約473万円
引用:https://toyota.jp/landcruiser/
ランドクルーザー最高級グレードZXの標準インテリアですが、
- プレミアムナッパ本皮シート (AX Gセレクションは本皮、AXはモケット、GXはトリコット)
- チルト&スライド電動ムーンルーフ(UVカット機能付プライバシーガラス)
- パワーシート(フロントシート)+シートヒーター(フロントシート&セカンドシート左右席)
- パワーイージーアクセスシステム(運転席)
- シートベンチレーション(シート送風)
ランドクルーザーのインテリアですが、本格オフロード車でありながら、高級志向のインテリアに仕上がっています。
引用:https://toyota.jp/landcruiser/
高級車みたいなインテリアだね!
対するCX-8の本体価格(税込)ですが、
CX-8 XD L Package 4WD 約420万円
CX-8 XD L Package 2WD 約400万円
CX-8 XD PROACTIVE 4WD 約380万円
CX-8 XD PROACTIVE 2WD 約350万円
CX-8 XD 4WD 約340万円
CX-8 XD 2WD 約330万円
4WD車同士を比較しても、ベースグレードで約130万円、最高級グレードで、270万円強の違いがあります。
インテリアですが、最高グレード CX-8 L Packageには、ナッパレザーを採用したり、10段階のパワーシートを装備したりと、ランドクルーザーにまったく引けを取りません。
引用:http://www.mazda.co.jp/
ただ、ランドクルーザーのすごいところは、世界的なブランドイメージと、その実際に運用実績に基づく下取り価格の高さです。
海外では日本の中古車は非常に状態が良く人気がありますが、ランクルはその中でも群を抜きます。
日本以上に本格的なオフロードが多い、発展途上国や、紛争地域などでの、壊れなさと走破性などは、引っ張りだこです。
海外では地域によっては、簡単に壊れないラダーフレームの方が人気が高いです。
単純に見ると、ランクルの方が価格設定が高いですが、売るときのことを考えると、納得も行きます。
CX-8に関しては、2017年に発売されたばかりで、中古市場がまだ小さく、今後どのような下取り価格になっていくのか不透明な部分もありますが、CX-5の中古車市場を見る限りは、下取り価格はそれほど悪くないと思われます。
ただ、ランクルの下取り価格は圧倒的といえます。
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マツダ・CX-8 VS トヨタ・ランドクルーザー 燃費の違い
引用:https://toyota.jp/landcruiser/
マツダCX-8とトヨタランドクルーザーの燃費を比べてみたいと思います。
JC08モード燃費で比較します。
ランドクルーザーZX(4WD) 8人乗り ガソリン(ハイオク)車で、燃費が、6.7km/Lです。
総排気量4.608Lで、最大出力234kW/5,600rpm、最大トルク460N・m/3,400rpmです。
車両重量は2,690kgあります。
CX-8 XD L package(4WD)7人乗り クリーンディーゼル車で 燃費が、17.0km/Lです。
総排気量2.188Lで、最大出力140kW/4500rpm、最大トルク450N・m/2000rpmです。
車両重量は1,900kgあります。
単位馬力あたりの車両重量を比べると、
ランドクルーザーが11.49kg/kW、CX-8が13.57kg/kWですので、同じ馬力あたりに負担する車の重さはCX-8の方があり、CX-8がパワー負けしていますね。
トルクも大きくよい加速性を持ち、最大出力も大きく速度出やすいのが、ランドクルーザーであるとわかりますね。
引用:https://toyota.jp/landcruiser/
それだけ力強い走りをするランドクルーザーですが、その分、燃費に跳ね返ってきていますね。
さらにハイオクガソリン車ということで、オンロードの長距離を走破するという目的では、不向きですね。
あくまでも目安ですが、一般道1,000km走破する場合には、
- ランクル 1,000(km)÷6.7(km/L)x157(円/L)=23,432円
- CX-8 1,000(km)÷17.0(km/L)x124(円/L)=7,294円
(2018年8月13日現在で、ガソリン価格全国平均ではハイオク:157円/L、軽油:124円/L)
で、ランクルの方が約3倍ガソリン代がかかります。
引用:https://toyota.jp/landcruiser/
ただ、ランドクルーザーの本当の魅力は、オンロードを燃費良く走ることではなく、オフロードでの走破性にあります。
トヨタが力を入れる、オフロード走破性にかかるテクノロジー性能ですが、
-
マルチテレインセレクト(オフロードの状況に合わせてモード切り替えを行います):ブレーキ油圧制御や4輪の駆動バランスをモードごとに自動調整して、凹凸の激しい道や、滑りやすい路面での走破性を向上。
マルチテレインセレクト
引用:https://toyota.jp/landcruiser/
-
マルチテレインモニター:見えにくい4面の路面状況を確認でき、さらに床下の状況もモニター可能。
-
クロールコントロール:オフロードでの極低速自動走行が可能になり、ステアリングの操作のみで、ぬかるみからの脱出などに対応。
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アクティブトラクションコントロール:雪道などでの横滑りを検知するとスリップしていない車輪に駆動力を再配分して、車の安定を図ります。
-
ヒルスタートアシストコントロール:急勾配の坂道発進を自動ブレーキ制御により、車両のずり落ちを防ぎます。
-
キネティックダイナミックサスペンションシステム:市街地において、走行安定性とオフロードの走破性を両立させるサスペンションの自動制御システム。
さらに対地障害角呼ばれる、斜面での安定性が半端ないです。 最大安定傾斜角44°(車が44°傾いても安定している状態)、登坂能力45°を誇ります。
44°や45°という角度は、もはや崖です。人でも普通に立っていられない角度ですね。
引用:https://toyota.jp/landcruiser/
最後に安全性能ですが、ランドクルーザーは「Toyota Safety Sense」という以下の4機能を持ち合わせています。
- プリクラッシュセーフティ(前面の人と車を検知し、警告や自動ブレーキで衝突の回避を行う)
- レーダークルーズコントロール(前の車について、自動走行補助を行う)
- レーンデパーチャーアラート(走行レーンからのはみ出しを警告する)
- オートマチックハイビーム(ハイビームを操作せず、対向車を感知し自動で制御)
安全性能を重要視しているCX-8もこれらの機能を持ち合わせています。モノコック構造による、3列目の生存空間の確保なども含めると、CX-8の方が、安全性では一歩上を行く印象です。
引用:https://toyota.jp/landcruiser/
マツダCX-8とトヨタランドクルーザーを比較してきましたが、いかがでしたでしょうか?
どちらもそれぞれ、魅力があるSUV車ですよね!家族を乗せて街乗りを楽しむならCX-8、オフロードならランクルというコンセプトの違いがよく見えましたが、最後はやっぱりご自身が魅力を感じる方をぜひ選んでくださいね!
CX-8を値引き金額から、さらに50万円安く買う裏ワザとは?
「マツダCX-8欲しいけど、手が出ない…」
「ディーラーが全然値引きしてくれない…」
「いろんなディーラーを巡ると、
後々電話攻勢が面倒だし…」「オプション付けたいけど、
予算的に足りない…」そんな風に悩んでおられる方は、非常に多いかと思います。
家族に相談しても、
まともに聞いてもくれない。そんなあなたに、
ぴったりの裏ワザをご紹介します。下取りは必ず一括査定サイトを使うこと!
「下取りをしてもらう車がある場合は、必ず一括査定サイトを使う。」
この段階ですでに、マツダディーラーで、下取り額が30万円と言われた車が、買取業者によっては、80万円になることも良くあります。
それは、マツダディーラーでの下取り額は、一社による見積もりだけで競争原理が働かないので、値段が上がらないのです。
一方で、一括査定サイトを使うと、大手下取り業者最大10社が、あなたの車を競争で取り合うので、自然と値段が釣り上がっていきます。
一括査定、後回しにしたら損します!
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