【マツダ・CX-8】試乗評価は?試乗レポートまとめ

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話題のマツダCX-8は、試乗レポートがいろいろ出ています。

マツダCX-8試乗レポートに関する意見、まとめてみました。

ミニバン「プレマシー」「ビアンテ」販売終了、ミニバン市場から撤退の上で、ミニバンに代わるモデルとして登場した、3列シートのマツダの新しいSUVのCX-8ですが、ミニバンに力を入れ、横並びの各ライバルとの差別化、そしてなにより運転する楽しさや安全性を追求した結果としてCX-8は生まれています。

そのマツダの理想が、試乗で伝わっているのか、見ていきましょう。

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マツダ・CX-8 試乗評価 運転席のおさまり

引用:https://www.mazda.com.au/

インパネが見慣れたCX-5とかわらない。アナログ表示のメーターはスポーティではあるし、CX-5からの乗り換えにも全く違和感がないが、もう一工夫あっても良かったかもしれない。

センターコンソールのモニターが小さい感じがする。インターネット接続ができるマツコネを使うには小さすぎる。

スマホやタブレットの大型化が進む中で、その使用感に慣れている方が多く、ダッシュボードのディスプレイが物足りなく感じて、使いにくいというレビューをいくつか見かけました。

360°ビューモニターを使用している時のリアビューが小さく感じるという意見などです。

一方、アナログ表示のメーターは好き嫌い両方の意見があり、好みが分かれるようですが、アナログ感がマツダらしくて良いという意見も強く、車を楽しむというコンセプトにはマッチングしている印象です。

CX-5よりもセンターコンソールが幅広で、本木パネルを使用している点も、インテリアを上品に仕上げている。

トップグレードのXD Lパケには、本物のウッドパネルとナッパレザーが使用されているが、XDプロアクティブでも質感は決して悪くない。ミニバンに多い安っぽさを感じないデザインだ。

日本車離れした色合いで、シックで上質なインテリア。

CX-8 ナッパレザーと本杢仕上げ

引用:http://www.mazda.co.jp/purchase/eco/cx-8/

インテリアに関しては、他社のミニバンなどと比較して、プラスチック感がなく、本物の木を使った本杢ナッパレザー、ピアノブラック仕上げ、メタルのヘアライン仕上げなどが、高級感を引き出していて、圧勝しているという意見が多く見られました。

 

 

マツダ・CX-8 試乗評価 走行性能

CX-5では、ゼロ発進や街中での再加速時に、急発進させないようアクセルの踏み方にコツがいったが、CX-8で使われている新スカイアクティブDは0からの加速が滑らかだ。

CX-5では感じた、出足のカラカラ音がない。また発進時ももたつかない。

一般道や高速を走らせたが、運転のしやすさは、CX-5に非常に近い。

CX-5と比べると重量が200kgほど増えたが、2.2リッターのディーゼルのパワーが十分に感じられて、パワー不足の不安は払拭された。

走行中の乗り心地がしなやかだ。また直進安定性がとても良い。

引用:http://www.mazda.co.jp/purchase/eco/cx-8/

S字カーブでの切り返しはさすがにCX-5のほうが俊敏だ。ただ、7人乗りミニバンからシフトしてくる顧客層にとっては些細な問題かもしれない。

ロングホイールベースの3列シートにもかかわらず、この車体の重さに対して、ステアリング操作に違和感なく、ドライバーと一体化してくれる。

オーバースピード気味でも、素直に曲がってくれる。

エンジンもシャシーもよくなって、乗り心地も良い。

やはりCX-5と比べる方の声が多く、CX-5よりも長さがあり、重さも増しているにもかかわらず、安定している走行感に驚いているという意見が多かったです。

引用:http://www.mazda.co.jp/purchase/eco/cx-8/

また、ステアリング操作に関して、思ったように動くという意見が、マツダのコンセプト「人馬一体」が感じらるという意見も多いですね。

一方で、同じステアリング操作に関しては、最近のSUVに多い、少しのステアリング操作に対して、機敏に反応するものが多い中、CX-8のステアリング感は、おっとりしているので、慣れてくるまでは、カーブなどで遅れがちになりやすいという意見も。

北米使用の大型のCX-9のプラットフォームを使うCX-8は、全長4,900mm、全幅1,840mm、全高1,730mm、ホイールベース2,930mmと、決して小さい車ではないのですが、その大型感を試乗中はあまり感じさせないことに関する意見が多いです。

CX-9の特に全長5,065mmと全幅1,930mmを、日本の駐車場事情や、道路幅事情など、日本の規格に合わせて、全長は5mを切り、幅も90mm切り詰めることで実現しています。

CX-9 (米国仕様)

引用:https://ja.mazdausa.com/vehicles/cx-9/

特に車幅1,840mmは、CX-5と同じ幅を設定しており、運転している感覚としては、大きく感じさせないことに成功しています。

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→【マツダ・CX-8】VS【マツダ・CX-5】 比較 どっちを買うか?

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マツダ・CX-8 試乗評価 乗り心地に関して

3列目シートの使い勝手が悪くない。

ドアが80度開き、2列目の椅子も折りたたみやすいことで、3列目の乗り降りが楽。

2列目、3列目と椅子の座面が上がっていくので、前方視界もあり、3列目の疎外感が少ない。

CX-8 インテリア空間

引用:http://www.mazda.co.jp/purchase/eco/cx-8/

子供専用席であった3列目だが、大人でも座っていられる。

3列目はシートのすぐ下にタイヤがあるので、外のノイズを拾いやすい気がする。

マツダが「身長170cmでも無理なく快適に過ごせる空間」というコンセプトをもってこだわっている、3列目の居住性ですが、概ね高評価を得ています。

CX-8 3列目シート

引用:https://kakakumag.com/car/

快適性に関しては、着座の姿勢は、マツダのミニバン「ビアンテ」や「プレマシー」よりも快適との試乗評価が多いですね。

子供専用席という印象の強い3列目シートですが、大人でも十分座っていられるようです。

ただ、やはり、大人の長時間の着席には向いていないようです。

2時間くらいまでは十分座っていられそうだという概ねの評価です。

また、普通は3列目と前の席は会話がしにくいものですが、3列目の席の高さの調整や見通しを確保することで、前列との会話がしやすいとの評価もあります。

CX-8 インテリア空間

引用:http://www.mazda.co.jp/purchase/eco/cx-8/

座席には、CX-5で採用されている、高減衰ウレタンを適用していて、人体に対して不快な10Hz近くの振動を吸収します。

また、背もたれにも複数のワイヤーで体圧を広い面積で受け止め、背中を囲い込むように背もたれが体を包み込むことで、体への負担を減らしています。

このこだわりが、着座感の高い評価に繋がっているようです。

試乗中の感想として、車内の静粛性を評価する声も多いです。

CX-8は吸音材や窓ガラス、風切り音などを低減するボディ形状、室内の高気密化を徹底して、静粛性を強化しています。

引用:http://www.mazda.co.jp/purchase/eco/cx-8/

車の静粛性は、車の高級感を感じる重要な要素で、CX-8をフラッグシップモデルとして位置付け、高級感にこだわったマツダのこだわりが感じられます。

ドアを閉めた瞬間の静粛性に、高級感を感じ高評価を得ています。

試乗の感想として、国内ミニバンをライバルとして考えていましたが、3列目の居住性や、静寂性などを考えると、マツダが目指す、本当のライバルは、メルセデスベンツやボルボ、ランドローバーなどに代表される、欧州の7人乗りSUVが比較対象なのかもしれません。

マツダ・CX-8 試乗評価 ラゲッジスペースに関して

3列シート使用時でも239LとBセグメント車レベル(アクアやフィットレベル)のスペースがある。また2列の場合には572Lと大型ステーションワゴンに引けを取らず、ゴルフバッグも4つ積める。

引用:http://www.mazda.co.jp/purchase/eco/cx-8/

ラゲッジスペースの下に65Lの収納スペースがあるのもうれしい。

2、3列目を倒すとほぼフルフラットになり車中泊も十分可能だ。

ラゲッジスペースに関する印象も、高評価をする声が多かったですね。

ただ、CX-8オーナーの口コミには、細かな収納スペース(テッシュやボトルといった)が、もっと欲しいという意見も聞かれました。

マツダ・CX-8 試乗評価まとめいかがでしたでしょうか?

試乗評価に関して、良い意見だけピックアップしたかのような記事になってしまいましたが、試乗評価で、悪い声というのは本当に少なかったです。

引用:http://www.mazda.co.jp/purchase/eco/cx-8/

試乗を始め、現在購入を考えておられる方の多くが、ミニバンからの移行または比較を考えている人が多いようで、今回、ミニバンに足りなかったものを、うまくCX-8が取り入れていて、「欲しかったものはこれだ!」という意見が多いような印象でした。

顧客が、欧州高級SUVと比較するような層だと、また違った試乗評価にはなるのかなという気もします。

そういう意味で、マツダは価格帯を含め、顧客のニーズを丁寧に拾い、CX-8に全てを盛り込んだ、それが、CX-8の爆発的人気につながったといえるのでしょうね。

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